推しが横浜に住んでいる。

SEとして働いている間に得た事や、個人で勉強している事など発信していきます。

Unity(20193.6f1)とVuforiaでAR名刺の作成してみた。

Unityを触り始めて2ヶ月弱、、、バージョンの違いで古い記事に困惑する毎日です。
今回はVuforiaで架空のボクサーの名刺をAR名刺作成してみました。

完成した物はこちらです。

バージョン

  • Unity 2019.3.6f1
  • Vuforia 9.0.12

Vuforiaにマーカー に使用する画像を登録する

ここでマーカに使用するのは名刺の画像です。
もちろん全て架空です。

f:id:Mellkun:20200323213623p:plain:w300

1. License Key の取得

  1. vuforiaにログインした状態で、Develop>License Manager>GetDevelopment Keyの順に進みます。
    無償のライセンスキーを発行できます。 f:id:Mellkun:20200324131308p:plain:w500

  2. ライセンスキー名を入力しConfirmを選択し作成します。 f:id:Mellkun:20200324132057p:plain:w500

  3. License Manager画面から先ほど作成したライセンスキーを選択します。
    ここのライセンスキーを後ほど使用します。 f:id:Mellkun:20200324132249p:plain

2. マーカー の登録

  1. Develop>Target Manager>Add Databaseの順に進みます。
    f:id:Mellkun:20200324142511p:plain

  2. Database名を入力しCreateで作成します。 f:id:Mellkun:20200324142838p:plain

  3. Target Manager画面から先ほど作成したデータベースを選択し、用意しておいた名刺の画像を登録します。 f:id:Mellkun:20200324145354p:plain

  4. 登録後しばらく経つと、ステータスがactiveになりますので、Download Databaseをクリックします。
    ※ もしRatingの☆が1つや2つの場合は、画像が認識しづらくなりますので、差し替えた方が良いです。
    ターゲット名をクリックすると、画像の差し替えや特徴点が確認できます。 f:id:Mellkun:20200324145628p:plain

  5. 作成した、ターゲットを選択してDownload Databaseをクリックし、Unity Editorにチェックを入れてダウンロードします。 f:id:Mellkun:20200324153602p:plain ダウンロードしたファイルは、この後作成するプロジェクトにインポートしてください。

Unityでプロジェクトを作成とVuforiaの設定

Unityで3Dプロジェクトを新規作成します。

1. Vuforia Engineのインポート

vuforia Engineのパッケージですがバージョンによって配布方法が異なります。
Unity 2019.2以降のバージョンは、以下のリンクからSDKファイルをダウンロードしプロジェクトにインポートします。

library.vuforia.com

f:id:Mellkun:20200324154534p:plain

2. Vuforiaの設定

  1. プロジェクトにインポートできたら、Main Cameraを削除。
    ヒエラルキーウィンドウで右クリックしVuforia Engin>AR Cameraを追加します。 f:id:Mellkun:20200324155152p:plain

  2. AR CameraInspector>Open Vuforia Engine configuration でVuforiaの設定を開きます。 f:id:Mellkun:20200324161503p:plain

  3. App Lucense Keyの項目に取得しておいたライセンスキーを貼り付けます。 f:id:Mellkun:20200324161708p:plain

  4. ヒエラルキーウィンドウで右クリックし、Vuforia Engin>User Defined Target>User Defined Image Targetを用意します。 f:id:Mellkun:20200324165040p:plain

  5. ヒエラルキーウィンドウのImage Targetを選択しInspectorのImage Target BehaviourType,*Database,Image Targetの項目をVuforiaのコンソールで登録したターゲットを選択します。 f:id:Mellkun:20200324165542p:plain

  6. ヒエラルキーウィンドウのImage Targetの子要素のCubeを作成し適当なサイズ色を加えます。 f:id:Mellkun:20200324170702p:plain

  7. この時点でカメラに名刺をかざすと先ほど置いたCubeが表示されます。 f:id:Mellkun:20200324170845p:plain

3Dモデルとアニメーションをつけてみる

今回、名刺のキャラクターはMixamoという、サイトのものです。
3Dモデルも、アニメーションも無償で使えます。

f:id:Mellkun:20200324172615p:plain

キャラクターとアニメーションを選択し.fbxファイルをダウンロードします。 f:id:Mellkun:20200324172736p:plain

ダウンロードしたファイルは、 Unityプロジェクトにインポートします。 複数のアニメーションを付けたい場合は、その都度ダウンロードします。

Mixamoの詳しい説明や設定等々は、割愛しますが下のQiitaのリンク先のテクスチャやマテリアルの設定を行います。

qiita.com

ボタンにパンチとジャブのアニメーションをPlayするように紐付けて完成です。

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終わり

完成しました!
UI難しい( ^ω^ ;)

スマホのUI勉強してきます(汗